YouTube では、クリエイターの皆様がより多くのファンを惹きつけ、つながりを維持できるよう取り組んでいます。その一環として、YouTube では
カードや
終了画面のようなサービスを提供しています。これらはモバイルでも使いやすい機能で、視聴者にアンケートを実施したり、販売サイトにリンクしたり、動画をすすめたりするなど、さまざまなことが行えます。
カードと終了画面については、これまで皆様からお寄せいただいたフィードバックをもとに改善を加えてきました。たとえば、カードと再生リスト内の動画をリンクさせる機能を追加したり、他の動画の終了画面をインポートしてその要素を使えるようにしたりしました。今後も、このように皆様のご意見を取り入れていく予定です。
終了画面とカードの利用が増えるとともに、アノテーションの利用は 70% 以上も減少しました。そのため、アノテーション エディタは廃止させていただくことになりました。5 月 2 日以降は、アノテーションの新規追加や編集は行えなくなり、削除のみが可能となります。既存のアノテーションは、パソコンでのみ引き続き表示されます。この変更についてご理解いただき、スムーズに移行していただけるよう、あらかじめご連絡させていただきます。
- モバイルにも表示される終了画面とカード: YouTube では、モバイル時代が到来する前の 2008 年にアノテーション エディタのサービスを開始しました。今では、モバイルでの再生時間が YouTube の総再生時間の 60% を占めることから、視聴者の大多数にリーチできないアノテーションを作成する必要性はなくなりつつあります。一方、終了画面とカードはモバイルでもパソコンでも使えるため、より大きな効果が期待できます。
- 終了画面とカードは視聴者とつながりやすい: 終了画面とカードを使うと、YouTube 全体のクリック回数が 7 倍も増加することがわかりました。視聴者は全般的にアノテーションを好まず、アノテーションを実際にクリックする前に、平均で 12 個のアノテーションを閉じていました。また、アノテーションをオフにする視聴者も増加していました。
- 終了画面の作成は簡単: 多くのクリエイターの皆様から、動画の最後にアノテーションを追加するのは難しいというご意見をいただいていました。終了画面を使えば、もっと簡単にすばやく動画の最後に情報を追加できます(作業にかかる時間が、最大で 10 分の 1 になることが確認されています)。他の動画から終了画面をインポートしたり、動的なオーバーレイを使用したりすることで、さらに作業時間を短縮することも可能です。
終了画面や
カードをまだ使ったことがない方は、この機会にぜひご利用ください。今後とも YouTube の改善にご協力いただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
Posted by Muli Salem, プロダクト マネージャー
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