今回は「数値だけでなく、実際に利用している人の声も知りたい」という声にお応えして、
妄想グルメ チャンネルに TrueView 広告を中心に YouTube チャンネル運営の工夫について伺いました。
■ 日本の一般的な家庭の日常を動画で
妄想グルメチャンネルは、「日常生活のマネタイズ」を目指して、おもしろお菓子やキャラ弁の動画などを投稿しています。日本の一般的な家庭の日常を動画で伝えようと 2009 年から投稿を始め、視聴者は日本からのアクセスが圧倒的に多く、次いでアメリカ・ベトナム・タイからのアクセスが多くなっています。
■ 一視聴者としての感覚から TrueView 広告を導入
もともとインストリーム動画広告は利用していましたが、一視聴者として「早送りしたい」と感じた経験から、視聴者の使いやすさを考えて TrueView 広告も表示されるよう設定しました。
結果として収益性はかなり高く、スキップできない通常のインストリーム広告と比較しても、TrueView 広告の方が全期間で約 7 倍の収益をあげています。また、設定後に特に登録者・再生回数が減少するというような影響もありませんでした。
また、スキップできない標準のインストリーム広告では、ごくまれに広告を私の動画の一部だと勘違いしている視聴者がいらっしゃったのですが、TrueView 広告はスキップまでの 5 秒間のカウントダウンが表示されるのでそういった勘違いはなくなりました。ただこの経験から、自分の動画(特に導入部)には、キャラクターを登場させるなど、より自分の動画らしくなるように工夫するようにしています。
■ 今後はより幅広い活動に
今後の展開も、色々なことを考えています。動画について言えば、YouTube の動画の質を上げるためにプロのカメラマンに撮影依頼をすることも考えています。また、インターネットを離れて「なんちゃって料理教室」を開催したり、映画のプロモーションの依頼を受けたりと様々な方向に活動を広げていこうと考えています。
このように、妄想グルメ チャンネルさんは、実績データとご自身の視聴者としての経験を生かした上で、チャンネルの効果的な運用に繋げられています。どの広告フォーマットがどのくらいの収益を上げているかは、
YouTube アナリティクスの
[広告の掲載結果] で確認できます。試しに TrueView 広告をしばらく導入して、実際に収益や登録者数、再生回数を確認してみることで、視聴者数と収益のいいバランスがどこかを見つけてみてはいかがでしょうか。
Edited by 黒川 彩子, YouTube パートナー チーム
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