日本版 YouTube クリエイターブログ: より関連性のある広告を配信するために

より関連性のある広告を配信するために

2012年4月17日火曜日

[更新: このブログ記事は 4 月 18 日の 15:00 pm に更新されました。デフォルトの広告設定およびインストリーム広告の配信方法変更は 2012 年 4 月 19 日木曜日以降に適用されます]
昨年 YouTube では、表示された広告を見るかどうかを視聴者が選択できる新しいタイプの広告フォーマットを導入しました。この TrueView インストリーム動画広告は、広告が表示されてから 5 秒後に広告をスキップすることができます。広告を見るかどうかを自分で選択できると、視聴者はより動画の視聴を楽しむことができ、視聴者、パートナー、広告主を含めた YouTube コミュニティ全体にメリットが生まれるだろうと考えました。
TrueView 広告は、YouTube で展開される広告フォーマットの中で昨年最も成長したものの一つで、現在はインストリーム広告全体のうち 60% がスキップ可能な広告となっています。YouTube が行った調査（リンク先は英語表記のページになります）によると、ユーザーの 10 人中 9 人が、スキップ可能な広告を好むことがわかっていますし、TrueView 広告は、動画作成者である皆様にとっても次のようなメリットがあります。TrueView インストリーム広告では、視聴者が動画の視聴を途中でやめる割合が、通常のインストリーム広告と比べて 40% 低くなっています。さらに、TrueView インストリーム広告では、標準のインストリーム広告と同等、またはそれを上回る収益を得られる傾向にあります。
このような肯定的な結果から、TrueView インストリーム動画広告をこれまで以上に活用していただけるように、以下のような一連の変更を行うこととなりました。
デフォルトの広告設定 2012 年 4 月 19 日水曜日以降、新しくアップロードするすべての動画にデフォルトの広告設定ができるようになり、動画への広告表示の方法をより簡単に管理できるようになります。TrueView インストリームはそのメリットから、オーバーレイ広告と並んで、今やデフォルトの広告フォーマットとなりつつあります。デフォルトの設定がご自分の動画に合わない場合は、いつでも設定を変更できます。詳しくは、こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。
新しいアナリティクス レポートの追加 パートナーの皆様がご自身に最適な広告を把握できるように、広告実績の比較に役立つ新しいレポートを YouTube アナリティクスに追加しました。このレポートでは、合計収益と CPM（広告主が広告の対価として支払う、表示回数 1,000 回あたりの費用）を広告タイプ別にご確認いただけます。この情報から、ご自身と視聴者にとって最適な広告フォーマットで表示できているかどうかを判断できます。
よりスマートな広告配信 同じく 4 月 19 日水曜日以降、インストリーム広告の配信方法がより合理的なものとなり、これまでの 7 分毎の表示回数制限は無くなります。今後、インストリーム広告は、コンテンツタイプやユーザーが動画を見つけた方法などを手がかりとして、表示の最適なタイミングが動的に決定されるようになります。
YouTube が行った調査では、最適なタイミングで広告をユーザーに提示することで、長期的な視聴者数と収益を最大限に伸ばせることがわかっています。今回の変更はほとんどのパートナーにメリットをもたらすでしょうか、インストリーム広告の収益が減少するケースもありますので、広告の掲載結果レポートを分析して、ご自分に最適なフォーマットを見つけるようにしてください。さらに詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
今回の変更が及ぼす影響について十分にご理解いただくために、ヘルプセンターの広告に関する記事もあわせてご確認ください。
YouTube チーム

0 件のコメント :

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。